1月29日は 「昭和基地開設記念日/南極の日」
1957(昭和32)年のこの日、日本の南極観測隊がオングル島に上陸し、「昭和基地」を開設しました。これは、世界規模で行われた**「国際地球観測年」**の一環として進められた大きなプロジェクトのひとつ。南極の過酷な環境での観測活動は、当時も今も、多くの技術者や研究者の努力によって支えられています。
そんな南極と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、どこまでも広がる純白の氷の世界。実はこの南極の氷、数万年、場合によっては数十万年もの長い時間をかけて作られていると言われています。長い年月を経て気泡が抜け、限りなく透明に近い氷――これを使ってウイスキーの水割りを作ると、まろやかで雑味のない極上の味わいになると言われています。氷の中に閉じ込められた空気が、じわじわと解けながらグラスの中で小さな泡となって浮かぶ。その光景だけでも贅沢な気分になりますね。
そして、ここで少し視点を変えてみましょう。ウイスキーが私たちのグラスに届くまでには、多くの工程があります。蒸溜・熟成・ブレンド…そして最後の重要なステップが「瓶詰め」です。実は、ここに欠かせないのが私たちの専門である「充填機」なんです。
ウイスキーの充填は、ビールや炭酸飲料とはまた違った繊細な技術が求められます。例えば、ウイスキーには熟成によって生まれた香りや風味があり、酸素との接触を最小限に抑えながら瓶に詰める必要があります。また、アルコール度数が高いため、揮発しやすく、温度や充填速度にも細心の注意が必要。さらに、高級ウイスキーほど瓶のデザインにもこだわるため、充填機には精密な制御と安定した品質が求められます。
私たちの会社は創業95年の充填機メーカーとして、こうした**「美味しさをそのまま届ける」**技術を磨き続けてきました。ウイスキーの奥深い味わいをそのままボトルに封じ込めるために、充填機は実は大きな役割を果たしているのです。
次にウイスキーを楽しむときは、ぜひ一度その「瓶詰めの技術」にも思いを馳せてみてください。そしてもし南極に行く機会があれば、何万年もの時を経た氷で一杯…なんて、最高の贅沢ですね。
さあ、今夜もウイスキーを片手に、ロマンあふれる南極の氷に想いを馳せながら、ゆっくりとした時間を楽しみましょう。
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阪口製作所は飲料や酒造メーカー様、食品メーカー様で使用される、液体充填システム(キャッパー、充填機、リンサー、パストライザー、ラベラー、各機械組み合わせ)の製造及び販売を中心とした、創業90年以上の実績ある企業です。
完全受注生産で、必要とされる現場に合わせて、全自動・半自動・手動の製品を取り揃えており、お客様のニーズに合わせた最適な機械をご提案します。充填設備の企画段階からアフターフォローまで責任をもって行っております。